カツキング入り赤青閃の解説

リモート大会 4-1 5/32位

御殿場CS 3-2 14/32位

伊豆の国大仁CS 1-3 21/25位

 

こんな特段強いわけでもない、というか弱いデッキなのだが、折角なので組むまでの経緯を書いてみる

 

 

事の発端はけみくろ放送局の下記動画

勝太&カツキングをフル投入した大人気デッキ「5色バスター」の最新構築を公開、無限チェンジで山札が1周【デュエマ】 - YouTube

 

5c剣のような構成で受けることができて、盤面処理できて、ワンショットまでできる夢のような構築みたいなので、アレンジを加えて一人回し

その時点でのリストは記録してないけど思い出してみるとこんな感じだったと思う

 

f:id:KJCH22:20210607104352j:image

 

回す前に狙っていたのは龍装チュリスの3キルと受けの両立、リンネヴィーナスで不利対面の5c相手にシャッフを使いまわすといったゲームプラン

何度か一人回しして問題に気付く

 

・リンネヴィーナスのマナ武装と龍装チュリスの3キルがかみ合わない

・絶妙に色バランスが悪い

・いうほど受けが固いわけではない 少なくとも5cよりは薄い

 

そもそも独自アレンジがダメだった気はするがそれは一旦置いておく

一人回ししててワンショットしにいくターンは大体5ターン目

今の環境で5ターン目となると、閃系統やラッキ鬼羅starといったビート系はダイレクトアタックを決めてて、ゼロルピアや青魔道具のようなコンボデッキはコンボ成立で勝利を手にし、5cやダムドのようなコントロール系ですらリソース抱えながらドルファディロムやレッドギラゾーンで勝利の青写真を描いている

剣が4枚使用可能かつ龍装チュリスが出る前の時代を知らないが、当時なら5ターン目でもよかったのかもしれない しかし今はそれじゃ遅いってことで龍装チュリスを採用したのだが多色が多いため手札の要求値が高く結局3キルはできないことがほとんどだった

色バランスに関しては修正が効かせられただろうけどデッキの性質として赤青ないしは赤白閃と5cコントロールを足して3で割ったようなデッキだと感じて勝てるビジョンが見えなかったので早々にボツ

 

しかし、カツキングというカード自体に期待はしていた 理由は下記2点

 

① vs 5c

閃系統が5c相手の際に起こる、閃や剣からサイバーエクス出して走り切ろうとしてもトリガーで止められ、返しにEXライフ使われつつ盤面壊滅で勝ち目がなくなるシチュエーション

ここで出すのがサイバーエクスでなくカツキングの場合、効果で次の閃や剣を持ってこれるため3キルこそ成立しないが粘り強く戦えるようになる

 

② vs 同系統

同系統は

1 先手後手

2 パーツが揃っているか

3 カマスorミクセルに対する回答はあるか(サイバーエクスで1:1交換orモエルモヒッチで1:0交換、ただしカマスには無力)

4 閃でSA2打点を出せるか

5 クロック/ホーリーが盾に埋まっているか どのタイミングで踏ませられるか

といった具合 一言で言えば引きゲー、運ゲーだと思っているがカツキング採用である程度運ゲーにおいて優位に立てるようになる

3が成立しない場合、マツバメモノやダイナボルトといったパワー2000オーバーのクリーチャーで殴るゲームになり決着ターンが5,6ターン目になることがある

ここがカツキングのバウンス効果とマッハファイターを生かせる場面であり、メタクリーチャーをマッハファイターで処理した後に先出ししていたクリーチャーでアタック宣言時にバルチュリス 後はいつものパターン と持って行ける

5に関してもクロック/ホーリーと一緒に採用することで、受けがテンプレの赤青、赤白の2倍になる

 

こうした理由から、カツキングの採用自体をマストにしてくみ上げたのが次のような構築(うろ覚え)

 

f:id:KJCH22:20210607105140j:image

 

赤青閃を基盤としてカツキングを入れた形である

これを使って一人回しの結果、行きついた最終系が別記事にも貼ったこの構築

 

f:id:KJCH22:20210607104633j:image

 

両者で異なる部分についてそれぞれ書いていく

・カツキング4枚だけではあるが緑が入ったため次元の霊峰を採用

打つ機会なし ダムドのジェニーに近い

 

・3cが狙いやすく、中盤以降は最高4cのマナ置きになることからコンボパーツを引く確率がシードランよりも高くなるオボロカゲロウを採用し、5c相手時のチェンジ先として優秀なシンガイギンガの採用

オボロカゲロウは手札の総数が増えないため、龍装チュリスでのワンショットは結局難しい パワーも1000しかないため中盤以降出しても簡単に処理されてバルチュリスが狙えなかったり打点が足りなかったりする シンガイギンガについては回した結果チェンジ元がない事故の方が多く、単色カードであることから使わずにマナに置くケースが多かった

そこで処理されにくくなるシードランを採用し、龍装チュリスに頼らない3キルプランとしてカダブランプーを相方にし、手札を増やし閃の当たりを仕込みながらバルチュリスで3キルするプランを設定

 

・クロック4枚との同時採用による2倍(従来比)の受け

上述したプラン採用の枠確保のためクロック減少 カツキングではなくクロックを減らしたのは引いてしまった時の弱さから

 

 

といった経緯

最終系の構築を使ってみたが、感触は悪くなく閃系統の持つ最大の強みである理不尽3キルをしっかり見据えながら後続確保、受け、盤面処理ができる構築に仕上がった

結局CSでは元々持ってる弱みである、受けに対する脆さが際立つ散々な結果になってしまったが

メタが回って5c,0cが減って青魔道具やダムドが増えてきたらまた使ってみたい