カツキング高騰の軌跡

CSないし、今週はCS結果も日曜日分しかまとめるつもりがなくてちょっと暇なのでタイトル通りの記事を書いてみる

記事の都合、メルカリとTwitterスクショがクソ多いがまあ仕方がない

 

2021.5.22 カツキング爆誕

 

DMEX-15発売の約一週間前に公式生放送で産声をあげたこのカードに対し、皆口を揃えてヤバいと連呼 

  • 剣/閃/ミラダンテ/プチョヘンザといったファイナル革命持ちのほとんどにチェンジ可能
  • で、マッハファイターを持っているので即座にチェンジ可能
  • チェンジ先は自身の効果で持ってこれる上に、なぜか相手の盤面を1体退かせる
  • 状況次第では受けトリガー化
  • 状況次第ではTブレイカーのフィニッシャー化

 

これはやばい イカれてる

こんなイカれカードが封入されている箱であるが同じレアリティ、封入率のジョラゴンが目も当てられないほどの悲惨なスペックであったことも影響したのか完全なカツキングくじと化した
上記の通りイカれたスペックであるため値段は初日から3000円弱を記録 箱単価の半分を超えていた

 

2021.5.23~ CS入賞

出た翌日から早速採用され出したこのイカレトンチキカード 初日は入手可否の都合があったりポテンシャルを発揮しきれない構築であったりしたが、翌週以降のCSでは採用したデッキの入賞を目にすることとなる

 

この時は5cにヴァリヴァリウス、プチョヘンザと共に採用するケースが多かった

競技シーンにおいて、事前評価通りの活躍をしたため一週間もしないうちに価格は一気に4000円の大台に乗ることとなった このため、早くも高くて買えないといった声とこれを求めてソシャゲのガチャ間隔で箱を買うプレイヤーが目立つようになる 俺が購入したのもこのタイミングであった

 

2021.6.26~ リソースゲー

殿堂発表の影響を全く受けなかったオリジナル環境

影響を受けないということは環境の変化がないということ 5cがtier1 そこに赤白閃や青魔道具などが連なる環境が継続する中、5cに更なるバフがかかる

 

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画像引っ張ってくるついでに当時の評価見てみたけど、アイチョイスの情報が出ておらず単体運用じゃそこまで評価は高くなく精々優秀といった意見が多く見られた 実際は単体でもイカれてました

このカードを出すだけで墓地が全てマナに変換されることからリソースゲーが加速すると同時に、カツキングの新しい使い方がプレイヤー間に広く浸透する 自身のバウンスである

無論、これは裁定変更やエラッタなどではなく出た当初から可能な使い方ではある 

グレイトフルベンの使用で容易に10マナ以上まで伸ばせるようなり、プチョヘンザへの革命チェンジが求められる対面が減少といった部分が浸透の背景であり、バウンス後に再度出して出たとき効果を繰り返す運用法が基本と言えるレベルになった 同一ターンに2度使うことも珍しくなくなり、山札一巡すら容易に達成可能となった

 

 

環境需要は衰える気配を見せないため、値段が下がることはなく寧ろ徐々に上昇 この時点では5000円まで到達することになった

 

2021.7.10~ シータ閃

グレイトフルベンとカツキングを採用した5cが暴れ回る中、これに待ったをかけるデッキが生まれる シータ閃である

 

 

ボルドキで無限アタックしたりモモキングNEXで連ドラのようなことをしたりと、そこそこの強さが担保された玩具位のレベルだったRXの評価もこのタイミングで急上昇 アルカディアス・モモキングに進化すれば火噴く、ネバー、鬼札王国などを完全に無効化 5c側はドラサイ、エンドオブランドを採用した構築へ変化したり、それに伴うメイン基盤の揺らぎから勝ちにくくなってシェアを若干落としたりといった影響が表れることとなる

アルモモだけでなくDisノメノン、火の子祭り、緑決断などが採用されており今では当たり前となっている基盤が確立されたのは凡そこの時期 この時点ではまだそこまで使用者が多いわけではないが、ここから徐々に勢力を拡大していくことになる

圧倒的な爆発力を誇る新勢力のボルシャックに対しても、ドルガン閃の速度圧倒パターンかアルモモで英雄譚無効による制圧パターンで優位に立てるシータ閃 緊急事態宣言直前までトップと言っていい立場であり、そこにはもちろん”奴”の姿が4枚ある

勢力を拡大していくシータ閃 これの意識が必須となる環境の最中、全DMPは信じられないものを目にすることとなる

 

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全ての店舗がこの買取額というわけではなく、数日後には在庫が復活して買取が5000〜6000程度まで落ちることにはなっていた しかし、この買取額7000円ということは特価のような場合を除けば販売値はそれを超えるということ 誰が買うんだ一体?

 

コントロールやループといったアーキタイプってだけで使用を忌避するプレイヤーも一定数いるため、新基盤の勝てる"ビート"が生まれたとあらば需要は爆増 販売値6000円を超え、7000円ですら珍しくはない水準で安定する状態と化してしまった

 

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同額だった(らしい)けど買うのは2枚で済んだ御方 現在は再録と需要減で過去の人

 

2021.10.18 音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ

日本全国ほぼ全てに渡る緊急事態宣言が開け、各地でのCSが再開 DMRP-19の新カードによって一瞬鳴りをひそめたシータ閃であったが結局は環境トップに返り咲いた

環境トップであるシータ閃への採用は勿論のこと、最初の方に書いたとおりの汎用性から普通にデッキを組んで遊ぶ分にも需要が高く、箱自体もカツキング以外がお察しなため全然買われず未だに直視したくないレベルの値段をキープし続けていた

だがあくまでキープ、完全にここが頂点でこれ以上の値上がりはないと口にはしないがほとんどのプレイヤーが潜在的に思っていたその時、とある新規カードの情報が突然開示される

 

 

なにこれオリカ?

青白のドラゴンからしか革命チェンジできなかったり、剣と閃からは出せなかったりといった調整は入ってるが、これを見た瞬間に多くプレイヤーはこう思っただろう カツキングからチェンジできるやん、と

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実店舗やネットショップより安く買えることが大半なメルカリですら7000円での取引が成立 中には8000円で成立した取引もあり、それを見た他の出品者が更に上乗せした金額で誰か買うのを待つ…といったような地獄絵図が展開された

 

2021.10.xx 運命の日

上記のオリカが公開された同日に公式生放送が行われたが、RXの後ろに位置するカードは未判明のまま終わった

その翌日に発表されたのはミッツァイルの再録 やはり当該部分は空白のままである

ここの枠にはカツキングが来ると予想、期待するプレイヤー達

そしてついに運命の日が訪れる

 

To Be Continued

 

 

終わりに(自分語り)

4000円から7000円までの値上がりはDMEX-15といった箱自体の低需要と環境での高需要が重なり徐々に上がっていった結果だとまだ解釈できるが、ラフルルリメイクの情報が出たことによる8000円への価格上昇は全くもって理解できない

 

7000円はおろか4000円の時点で高いと感じて買い渋っていたプレイヤーが

「ラフルルリメイクヤバい!7000円の今のうちに買わなきゃ!!」

と考えるわけがない 誰が買っているのかさっぱり分からない

 

正直これは吊り上げによるものと思っている 使用するために買っているプレイヤーはほぼいないだろう そういうのやめろマジで