1月3週目のデュエマCS結果(オリジナル)を見る

もう木曜日 普通にヤバい遅れすぎ

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全体分布と雑感

極々僅かな差ではあるが、それまでトップだった5cザーディを蹴落として首位に立ったのは墓地退化

2位の5cザーディの下には青魔道具が存在しており、2週間連続で首位に立っていた5cザーディに対する意識を強めてデッキ選択したプレイヤーが多かったと考えられる

また、4位に存在する赤単我我我も数と成績(GPA)の両方が上昇しており5cザーディに勝ちやすいデッキに対して勝ちやすいが故にこのような立ち位置まで浮上

ラッカ鬼羅starは数と成績が共に下がっており、より上位のデッキがコントロール、コンボ、アグロとばらけていたためメタビートとしての性質を発揮しづらかったのではないかと予想している

 

注目デッキ

墓地退化

hattics.jp

 

現環境、最強の理不尽デッキである墓地退化

先週はアナカラーの勢力が増していると書いたが、今週の内訳はアナカラー19、青黒5、判別不能3となっており最早完全にアナカラーが主流といって良い状況であった

ただし上記の2例は共に青黒vsアナカラーの決勝戦で青黒が制した結果となっている

更に、ベスト4までの入賞データ全てを観測したがアナカラーが青黒との直接対決を制したというデータは得られなかった

これについては、ザババンジョーカーズや8枚のエマージェンシータイフーンにより成立時の平均ターン数が早い青黒の方が有利なことによるものではないかと考えている

 

5cディスペクター

 

5cといえばネバーorドラサイ、ザーディ、ロストをメインとした当ブログでは5cザーディと銘打っているものが主流であるが、天門とグレイトフルベンを採用した5cディスペクター、5c天門と呼ばれる構築も無視できる存在ではない

新殿堂直後はイマイチな戦果であったが、前回と今回のGPAを見ると共に3.00の大台に乗っており少数精鋭ながらの非常に強力なデッキであることが数字に表れている

5cザーディと比較してみると、ロストソウルのような一撃必殺のハンデスはないがメイプル-1や絶望と反魂と滅殺の決断といった小回りの利くハンデスを持っており比較的早い段階でハンデスコントロールを仕掛けられることが相違点である

また、5cザーディではロスト+摩天、XXDDZ+複数のクリーチャー、VV8+禁断起動用のクリーチャー etc.といった確実なフィニッシュのために複数のカードが要求されるケースが多いのに対し、こちらはギャイアやVANといった1枚で解決しているためゲームプランを決定しやすくプレイ難度が若干下がる(無論、簡単な訳ではない)部分は相違点かつ優位点であると考えている

 

今後

新殿堂施行から3週間経ち5cザーディ、墓地退化or青魔道具、赤単我我我といった三竦みが形成され環境が固まる兆しが見えてきた

今回観測した中では特段目を引くようなカードを採用した優勝構築がなかったため注目カードの章をなしとしたが、環境の基盤ができればメタ読みがしやすくなるため次回分は何かしらのカードについて記述できるのではないかと予想している