12月2週目のデュエマCS結果(オリジナル)を見る

今週から、5cをネバーザーディ型と天門ディスペクター型の2つにしっかり分類してみることにした リストが全て明らかになっていれば簡単だが、”5c”と文字だけでしか明らかになってないものが問題なため、今までやってこなかった

しかし最近は両者が明確に区別され、文字だけでも”5c天門”ないしは”5cディスペクター”と分かるようになってきているのでそろそろ大丈夫だろうと判断した

全体分布と雑感

f:id:KJCH22:20211215001848p:plain

f:id:KJCH22:20211215001940p:plain

赤単我我我が首位となりGPAは3.17 この3.00超えというのは本当に驚異的で、ほとんどが優勝or準優勝という圧倒的な結果を残さない限りは記録されない数値である

この赤単我我我を含む上位デッキ群の中には、先週から頭角を現してきた新勢力の青単スコーラーと墓地ソースがいるのだが、個人的に注目すべきは入賞数2位のシータ閃

チュリスやアルモモを不採用とし、ガイアッシュ覇道へと姿を変えた同型に押され環境外と言えるレベルまで数を減らしていたデッキだが再び環境上位に帰ってくる結果となった

また、前週トップだったネバー型5cの立ち位置は一気に降下 最速ネバーと同じ、ないしはそれより早いターンでのキルを狙えるデッキ群が多く犇めいていることによるのではと推測している

 

過去見てきた中で、新カード登場以外の要因で大きな変化が生じたなと感じる今回の結果 詳細は下に書いていくが、「環境的な通り」と「天敵の減少」がキーワードである

 

注目デッキ

赤単我我我

上述の通りGPA3.00越えはシンプルにヤバくて、観測数23の内訳は優勝(11)/準優勝(7)/3位(3)/4位(2) ここまで数が増えた理由としては、3キルの凄みにある

入賞数2位以下のシータ閃、青単スコーラー、ジョー星ゼロルピア、墓地退化、墓地ソースはいずれも最速勝利が4ターン目 安定を取ると5ターン目以降と、言ってしまえば4.5キルデッキである

一方で赤単我我我は最速3ターン目 安定は4ターン目と純粋に1ターン早い上、最速3キルも1ターン目のクリーチャー置きと我我我ないしは罰怒を絡めるだけであっさり達成できるため非常に高確率である

明確に不利となるのはネバーや天門を採用した5cのみであるが、これらのデッキは環境的に逆風なため減少 このような天敵の減少もここまで勝ち上がった要因と考えられる

 

シータ閃

迂闊にドルガン閃やRXアルモモをしようものならガイアッシュカイザーが起動して覇道やVANでカウンターされてしまうため、ガイアッシュ覇道の流行から数を減らしていたのだが今週ついに復権

復権した第一の理由がアルカディアス・モモキングが非常によく通る環境であるということ 具体的には青単スコーラー、墓地退化、5cネバーあたり

第二の理由が、天敵であるガイアッシュカイザーの減少 代表的な採用デッキであるガイアッシュ覇道と5cディスペクターはその流行つれて世間全体がデッキ選択およびガイアッシュカイザーをケアするプレイングへと修正されていき勝ちにくくなってきたこともシータ閃復権の要因である

 

青単スコーラー

 

先週から入賞数を一気に増やしたデッキタイプ

4,5ターン目に無限ループしてくる様子は驚異的の一言で、青緑ジョー星のようにドローすることが勝因に直結するため一度動き出してさえしまえば中々止まらないのが強みである

ただしGPAは先週よりも下がっており、これはデッキの存在が前週に周知されたことで世間全体が対策を打つ方向へと変化したことによるものと考えている

 

注目カード

アルカディアス・モモキング

ネバー型5cや青単スコーラー、墓地退化といった呪文をキーパーツとするデッキが多く、通りの良い環境自体は数週前から訪れていたことは恐らく多くのプレイヤーが気づいていただろうが、ガイアッシュの存在から中々環境上位の採用率には戻ってこれなかった

今週は上にも書いた通り、このカードを活かしても問題ないレベルまでガイアッシュ覇道の数が減少していきついに復権

 

 

ガイアッシュ覇道や赤緑閃と位置づけられるようなアーキタイプに採用した構築も見受けられ、このカードが如何に勝利へ貢献していたかを伺うことができる