赤青閃vs赤白閃

組むとしたらどっちなのか気になった

 

 

共通

ドギラゴン剣 1

ドギラゴン閃 4

ボルシャックサイバーエクス 4

龍装チュリス 4

バルチュリス 4

ダイナボルト 3

 

枚数は多少変化するが、とりあえずはこの20枚

 

赤青の場合

シードラン4

グレンニャー3or4

マツバメモノ3or4

オニカマス4

クロック4

ダブランプー2

etc. 

 

蒼龍革命が出た頃の赤青はゼノシャーク、瞬閃と疾駆と双撃の決断、ホウエイルなどが採用され若干後ろに寄せた4,5ターン目 のキルをメインに見据えた構築もあったようだが、最近はそういった構築はあまり見かけず3キルだけを見据えた構築が主流の様子 おそらくこれはシードランのリリースが主要因

 

赤白の場合

チャラルピア4

ワルキューレルピア4

ミクセル4

ホーリー4

モエルモヒッチ3

ダイナボルト1 

etc.

 

3月頃の赤白閃といえばプーンギやダセンゼといったメタクリーチャーを厚くして序盤を支え、閃の当たり枠としてヴァルケノンを採用してたものがイメージされた

最近はダイナボルトリリースの影響により、チャラルピア採用によって龍装チュリスや2種のドギラゴンなしでもワンショットに行ける構築が主流

 

 

3キルの流れ 

これらのデッキがメタゲームに食い込む最大の原因がこの3キル

4キルじゃここまで数は多くない

 

①剣/閃+剣/閃で出した2打点+2ターン目に出したクリーチャー

②剣/閃+剣/閃で出した2打点+バルチュリス

③剣/閃+剣/閃で出した1打点+2ターン目に出したクリーチャー+バルチュリス

 

周知の事実ではあるが、閃or剣が必要になる

これをかき集めるため、赤青はシードランとグレンニャーで探しに行くのだが赤白の場合は上記以外の3キルパターンがある。

 

剣or閃なしでのキルパターン一例:

2ターン目チャラ→3ターン目 2マナでダイナボルト

ダイナボルト1回目のアタック時にサイバーエクスかワルキューレに革命チェンジ

2種のチュリスどちらかがあればジャスキル

ワルキューレならジョー星の上からでも成立 

 

赤白は剣or閃なしでも3キル可能かつジョー星下でも成立するキルパターンがあり、赤青では出した後にも

  • 剣の場合はサイバーエクスやマツバメモノ2体を抱えていること
  • 閃の場合はトップ4枚の中からサイバーエクスをヒットさせること

といった壁が立ちふさがりドローソースクリーチャーによって3キルの確率が上がったという意見には同意するが、再現性が増して安定したという意見に対して首を縦に振ることは個人的にし難い

3キルという最大の強みを視野に入れた場合は赤白の方が優位に立ってると思う

  

オニカマスvsミクセル

メタを張れる2コスクリーチャー枠 残念ながらどちらも場に出すこと自体は許すことになる

オニカマスはSトリガー、侵略ZERO、G0、ネバーや鬼札のトリガーといったこちらのターン中の踏み倒しやコストを支払わない"召喚"には機能せず、バウンス故の効果の薄さもあるがアンタッチャブルであることがミクセルにない強み

ミクセルは再利用をまず許さないデッキボトムバウンスであり、ジャミングチャフによる呪文封殺を取れることがオニカマスにない強み

個別に挙げたこれらの強みを改めて考えてみる 

まずはオニカマスアンタッチャブル

火噴くやダークネス、サイバーエクス破壊モードでの処理を許さないのだがテック団バウンスや鬼札王国からのドルファディロム、カツキング、ヴェルデ、Disカルセドニー、サイバーエクスバウンスモードと抜け道が存在する

特にマッハファイターが致命的で、オニカマスの死因ナンバーワンがこれだろう

よってアンタッチャブルを持つことは間違いなく優位点であるが全幅の信頼がおける物ではない

次にミクセルの強みを考える

ジャミングチャフについて考えてみるとデッキの性質上、5マナ貯まるまで続くゲームは事故ってるか受け切られた後なのでジャミングチャフで呪文トリガー完封して勝つ展開はほぼなさそう  つまりこの部分もミクセルがオニカマスに特段優れているといった話には持って行けなさそう

各々特有の強みがあるが、抜け道があったりデッキの性質上強みとは言い張れなかったりとする

そうなると本来の役割である踏み倒しメタとして比較した場合に、戻す先がデッキボトムであるミクセルの方が優位に思える

 

クロックvsホーリー

役割はどちらも同じで5000GTやギャイアがいる時に機能しなくなるのも同じ

鬼羅starや同型のターン終了時アンタップをさせなかったりするクロックの方が優秀に見える 

ホーリーにはミラダンテ下でもトリガー可能という優位点はあるが、ミラダンテ自体がプチョヘンザに比べて採用率が低いし結局そのあとの展開はほぼできないのでここは両者の差をつけられる部分ではないと思う

 

多色の枚数

2,3ターン目にクリーチャーを出すことが要求されがちなため多色事故は可能な限り抑えたいデッキであることを鑑みて、この部分も比較してみる

個々の採用カードを見ると

グレンニャー、マツバメモノの総数とチャラルピア、ワルキューレルピアの総数はほぼ同じ

後者は3キルパターンを増やすために用いる屋台骨のようなカードであるため4投必須になるが、前者はあくまでドローソースであるため3枚に絞るケースも珍しくはない

と僅かながらの差ではあるが赤青の方が自分との戦いにおいて安定しやすく感じる 個別採用の多色クリーチャーいずれもがドロー効果を伴っていることも大きい

 

値段

5cに比べたら遥かに"安い"ため、この部分から構築・使用するプレイヤーもそれなりにはいそう カードショップやフリマサイトで適当に値段を調べてみたが

 

マツバメモノ3or4 100円くらい

オニカマス4 150円くらい

クロック4 150円くらい

ダブランプー2 700円くらい

合計 3000円くらい

 

ワルキューレルピア4 1000円くらい

ミクセル4 350円くらい

ホーリー4 100円くらい

合計 5800円くらい

 

となっており、赤青の方が安く組むことができる

 

総評

メタや受けの性能としては一長一短であり、特段優位に立っている部分はなし

そうなると、閃系統のデッキが本来持つ3キルといった強みを狙いやすくメタカードであるジョー星の影響も受けにくい赤白の方が優位であり閃デッキを使用するのならこちらの方がよさそう

赤青も、決して赤白の完全劣化という訳ではないがトータルで考えると赤白の方が強くて勝ちやすい

 

 

おわりに

この記事を書き始めて下書きにしたのは5月の中頃

当時はカツキングというカードはなく、0cなんてデッキタイプも開拓されておらず、シードランは再録発表がないためそこそこ高く、殿堂発表に関しては時期すら未定だった

まあ最後のは結局無関係なんだけど

書き上げるのが遅すぎる というか今日は新弾発売日で1時間後くらいに買いに行くのだが?

 

おわり